from Tatsuhiko
2020.7.20
生涯忘れることのないコンサート
昨日までの雨が止み、青い空と太陽の日射しが戻った。
7月18日、土曜日。3月1日のコンサート中止以来、紆余曲折をしながら、振替コンサートを行なった。今回は、会場のお客様と配信のお客様に音楽をお届けするという初めての試みとなった。
又、コロナ・ウイルスによる社会混乱を前にして、自分には何ができるのだろうと自問を続けた。人生には、時として、立ちふさがる壁というものがある。今回がまさにそうだった。自分の出した答えは、音楽で皆様に夢や希望を持って頂きたいというものであった。今までの良い音楽を提供すれば良いという気持ちとは、今回、全く違う思いがあった。この苦境にお前は逃げるのかと言われているような気がしてた。不安に怯えているだけでよいのか。負けてなるものか。
微力かもしれないが、精一杯のステージを観て頂き、生きている喜びを分かち合いたかった。自分の心に火を付けたのは、僕に多くのメッセージ、熱いコールを送って下さった皆様だと思っております。
終演後、いまだに皆様の笑顔、暖かい拍手が消えることはありません。生涯忘れることのないコンサートになりました。
早く元の生活に戻ることを祈っております。
又、僕を勇気付けて下さった皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。